インクルーシブ保育とは

一人ひとりが多様であることを前提に、障害の有無にかかわらず誰もが望めば自分に合った配慮を受けながらみんな一緒に学びあう保育、つまり、

「一人一人ていねいに」と「みんな一緒に学びあう」の両方を兼ね備えた保育をいいます。

 

このインクルーシブル保育は、制度やキャパシティ等の問題から全国的にもごくわずかな限られた一部の保育園で実践されているに留まっているのが現状です。

図表左 upload by 発達障害のキホン

理念

 えくぼでは、併設する当法人こども園園長の特別支援教諭の経験をいかし、ニーズに応じて併設のこども園の活動に参加する保育を設定します。

 このようなインクルーシブルな保育のなかで、さまざまな子どもと共にさまざまな経験を積みながら、それぞれの活動にどのような配慮をもって参加したら良い能力を高く引き上げられるかといった個々の参加のあり方を考え、お子様の発達に添うことを理念といたします。

 近年になって、ようやく、文部科学省によってインクルーシブル教育理念の方向性が示され、就学先決定の仕組みの改善も進められています。子どもや保護者の意思を尊重したうえで就学先決定がなされるようになりました。お子様にとってたくさんの経験が、就学の、就職の、そして人生の大きな糧となるよう願っています。

集団保育とは、こども園などの大集団での保育をいいます。

メリット

真似をして覚えること、友達に主張するなどの対人関係や対人スキルを学ぶことができます。

デメリット

対人面に過敏や苦手がある場合には、刺激が強すぎます。

集団の中でストレスを感じたり不安を感じる時間が長いと、より対人面の苦手さが強くなってしまうことがあります。

個別療育とは、

メリット

個別に用意されたプログラムを実践でき、苦手の底上げや得意の引き伸ばしができます。

発達に応じて柔軟にプログラムの見直しや変更ができます。

デメリット 友達の真似をしたり友達との対人関係スキルを学ぶ機会はありません。

小集団療育とは、概ね2~3人の子どもと大人とで構成される療育をいいます。

メリット

個別療育のメリットを持ちながら、集団保育のメリットを持つことができ、両者のメリットを備え持ちます。大集団とは違って友達が多くて起きる不安やストレスは少なくなります。

個別→小集団→大集団とステップアップして社会性を高めることができます。

田中ピネー知能検査

適応スキル検査   発達検査

*検査士が常在しています

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